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和田金

最終更新日:2020年7月
和田金 外観
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所在地・連絡先

住所 〒515-8588 三重県松阪市中町1878
TEL 0598-21-1188(食事予約専用)
URL http://e-wadakin.co.jp(外部サイト)

・営業時間
  食事 11時30分〜20時
  販売  8時30分〜19時
・定休日
  第4火曜(月により変動あり)、1月1日・2日
・料金(2020年7月現在、サービス料別)
  寿き焼 松:18,200円 梅:12,900円など
  あみ焼 松:18,700円 梅:12,900円など
・アクセス
  伊勢自動車道松阪ICから約20分
  JR・近鉄松阪駅よりタクシー約5分、徒歩約8分

駐車場 一般用あり
障害者専用なし
入口段差 1段 17センチ
(簡易スロープあり)
入口幅 229センチ
車いす対応トイレ ×
テーブル席
(テーブル下高さ61センチ)
点字メニュー なし
※ 画像はクリックで拡大できます。

施設詳細

明治創業初期より、松阪牛の名声を広めてきた老舗。国内外で松阪を代表する名店。
「和田金」としての伝統を守りつつ、簡易スロープ・人的介助などで、できる限りのバリアフリーに取り組んでいる。

テーブル席対応の個室が3室ある。車いすの方、テーブル席希望の方は、事前予約を。

和田金 テーブル席の写真
和田金 店舗正面の駐車場
店舗正面にある駐車場。車は写真左側から入る。障害者専用駐車場はなし。
横断歩道正面の門の下や、車道と歩道との境には、少し段差があるので注意。
少し離れた所に屋根付き駐車場もある。
和田金 店舗入口上がりかまちの簡易スロープ
入口で靴を脱ぎ、スリッパに履き替える。車いすでの来店の場合、上がりかまち部分にはスロープを用意してくれる(斜度9度)。車いすのタイヤは拭いてもらえるが、移乗が可能な場合は、館内専用の車いすに乗り換えていただくそうだ。
和田金 店内エレベーター
館内のエレベーターは2基。どちらも、入口幅85センチ、カゴ大きさ 奥行160センチ×横幅145センチ。
鏡や低操作ボタンはないが、仲居さんがお部屋まで案内してくれるので安心。
和田金 大広間
宴会用大広間。
入口には上がりかまち段差あり。
テーブル席の個室「桂」入口の段差
テーブル席である3階「桂」の間の入口には14センチの段差があるが、事前に連絡しておけば、簡易スロープを用意してもらえる。
テーブル席の個室「蘭」入口の段差
2階のテーブル席「蘭」・「菊」の間は、入口前の廊下幅が狭いためスロープの設置はできないが、人力で介助してもらえるので心配ない。

トイレ情報

1階の男性用共用トイレ

1階の共用トイレが広めで使いやすい。入口の段差は1センチ、個室へは段差なしで、個室広さも畳1畳ほどある。L型手すりもついている。
ただし、車いすのまま入ってカギをかけられる広さはなく、手すりは片側のみ。立ちあがることのできる方なら利用できそう。
写真は1階男性用トイレのようす。女性用は手すりが対称となる。

バリフリPoint

入口上がりかまち部分の踏み段といす

入口の上がりかまちには踏み段が用意されているので、足のあがりにくい方でも安心。
ひじ掛け付きのいすは、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターのアドバイスを取り入れて準備してくれた。玄関タタキにもいすが用意されている。

調査員レポート

調査員OK(簡易電動車いす使用) 調査日:2013年12月17日
建物前の駐車場は、道を挟んでいるが、駐車場を出る時は門があり、くぐって和田金に入るのも気持ちが高鳴る。ただ、門の下には段差がある為、車椅子では難しい。車の入口から出るか、和田金前で降りる方が良い。
玄関入口最初のドアは、営業時間内は全開にされているそうだ。内側の自動ドアを入ると、車椅子のお客様にはスロープを用意してくれる。赤いじゅうたんの上で、タイヤを拭いてくれる。移乗が可能な方には館内専用の車椅子に乗り換えて頂く。
いくつかあるお部屋の中から、3部屋車椅子のお客様も対応できるようになっている。3階「桂」(4名対応)は事前に予約を入れておくと、スロープの用意と、お部屋のテーブルの下に赤いジュータンを敷いてくれる。2階「蘭」・「菊」の間、こちらもテーブル席。入口は段差があるので、どちらの部屋も人力で段を乗り越えてくれる。2階の2部屋は最大6〜7名まで大丈夫!12〜13名になると、部屋の中心を抜いて1室にしてくれる。
それぞれのお部屋は、お客様の心をくまれていて、とっても素敵な和田金さんを見せて頂きました。

調査員YY(障害なし) 調査日:2013年12月17日
松阪を代表する松阪牛の老舗。時代のニーズに合わせて、座敷の部屋をテーブル席に改装された。数に限りがあるため、車椅子の方などテーブル席を指定したい方は事前予約して頂きたいとのこと。というのも、部屋への出入口にはまだ段差があるため、事前予約の場合は簡易スロープ(桂の間のみ)・赤の毛氈を用意してくれるため。部屋入口が面する廊下の幅が狭くてスロープが置けない場合、人力介助での対応となるそうだ。
テーブルは、高さが低く、車椅子のまま入ろうとするとひざがあたってしまう。
和田金の考え方は「伝統ある和田金の良さを残しつつ、出来る限りバリアフリーに対応したい」「健常者と車椅子の方に同じお部屋で食事を楽しんで頂きたい」というもの。ある部屋は、松竹梅の3部屋の座敷の仕切りを外し、最大18名収容に変えられるが、座敷に車椅子の方のためのテーブルセットを用意するそうだ。
1階のトイレは洋式だが、車椅子対応トイレとはいえない。また個室のドアの取手はへこんでいるだけのため、握力のない方やネイルをしている方にとっては使いづらい。
2階より上層階のトイレは、一般洋式トイレ。入口に段差がある、個室のドアが狭いなどの理由で車椅子の方の利用は困難。